こんにちは、坂本です。夏休みまで「あと21日」となりました。あと3週間で夏休みがはじまりますが、準備はぼちぼち進んでいますでしょうか?今日は、充実した夏休みにするための「2つの準備」について書きたいと思います。準備がまだという方も、今日の記事を参考に、この週末、できるところから手を付けていきましょう。■この週末に取り組む「2つの準備」とは?───────────────────────────────1.集中力の下地をつくるひとつめの準備は、こちら。そう、おとといの記事で書いた内容です。午前、午後、夜。それぞれ どこで(場所)、何をするか(内容)をざっくり決めておきます。1日の中で、場所と内容を変化させることで集中力を持続させていくという方法でしたね。くわしくは、この記事を参考にしてください。http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201406250000/2.苦手分野をリスト化しようそして2つめはこれ。この夏、重点的に取り組みたい苦手分野を~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~書き出し、優先順位をつけておきます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~苦手分野の見つけ方は、2つあります。(1)過去に受けた模試やテストを参照する方法 今年に入って受けたテストや模試を、この週末、見直してみてください。 特に注目すべきは、次のようなところです。 ・国語の読解問題のデキを確認(どのタイプの問題に弱いか) ・漢字や語いに関する問題でのミスは多いかどうか ・算数、数学では、基本的な計算でミスをしていないか ・算数、数学でとくに失点が多い分野はないか ・英語では、どのような種類の問題でまちがえているか ・理科の、とくに計算や実験を含む分野でのミスが多くないか これらを模試やテストの、成績表や解答用紙、問題用紙(途中計算やメモのあと) を見ながら親子で見つけ、紙に1つ1つ書き出していきましょう。(2)手持ちの問題集の「章末問題」を使う方法 「まだ模試や実力テストを受けていない」という人もいると思います。 その場合は、手持ちの問題集を使って、苦手分野を見つけましょう。 問題集には、多くの場合、各章の最後にまとめの問題(章末問題)が 用意されていますよね。 これを利用して、本人の苦手分野を見つけていきます。 ただ、すべての章末問題を解かせるのは負担も大きくなりますので、 ある程度あたりをつけて、苦手であろう分野をいくつか選んで 取り組ませれば良いです。 問題を解かせ、マル付けをすれば、現時点での本当の実力 (どの程度の理解力なのか)が分かります。 この結果をもとに、お子さんの苦手分野を見つけ、 紙に書き出していけばよいです。以上(1)(2)の方法で、苦手分野が書き出せたとします。その次は、優先順位をつけていきます。この夏、どの分野を優先して学習するかを決めるのです。優先順位の付け方は、あまり深く悩む必要はありません。迷ったら、・より基礎的な分野・いちばん前に学んだものから順位をつけていけばオーケー。勉強というのは、基礎を土台として積み上げていくものですから迷ったら、基礎的なもの、前に学んだものから選べばいいのです。苦手分野を紙に書き出し、優先順位を付けていく。ここまでよろしいでしょうか。■まとめ───────────────────────────────それでは最後に、この週末に取り組んでもらいたい事柄をまとめておきましょう。1つは、集中力の下地をつくること。ここで、夏休み中の一日のスケジュール(流れ)をざっくり決めてしまいます。2つめは、苦手分野のリスト化。お子さんの苦手分野を(1)(2)の方法で見つけ、紙に書き出し、さいごに優先順位をつけておきます。------夏休み3週間前のいまは、ここまでやっておけば大丈夫です。それでは、少しずつ夏休みの準備を進めていきましょう!お子さんの夏休み、応援しています。坂本 七郎追伸:今日書いた方法。これは、夏休みだけではなく、冬休み、春休み、ゴールデンウィークといった長期休みにも使えます。1日のざっくりスケジューリングと弱点分野の抽出方法。この2つは、お休みの目標・計画を立てる上での“核”となる部分です。覚えておいて損はありませんよー。▼ 坂本七郎の無料メルマガ登録はこちらからできます。 >> メルマガ登録ページへ進む