EduKidsブレーンに、親野智可等(おやのちから)先生が登場!親野智可等先生は、公立小学校で23年間教師を務められたのち、教育の最前線に立つ中で親が子どもに与える影響力の大きさを実感し、メールマガジン「親力(おやりょく)で決まる子供の将来」の発行や、『「親力」で決まる!』(宝島社)、『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』(PHP研究所)など、著書を多数出版し、全国の子育て中の親や教師から圧倒的な支持を獲得し続けている、家庭教育業界の第一人者です。 ■親野智可等先生のプロフィールはこちら>> http://edukids.rvlvr.co/wf/contents/16779602EduKidsでは、親野智可等先生にご協力をいただき、全国の子育て中のママ・パパが知りたい、親力(おやりょく)を高める、とっておきの方法を定期的にお伝えしていきます。今日の第1回目は、すべてのママ・パパがすぐに実践できる!『子どもを伸ばす声掛け術』をご紹介。子どもに「ま~た~~~宿題やってないっ!なんで遊びに行く前にできないの?!」なんて怒ってしまっているママ・パパ必見です!■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 子どもを伸ばす? それとも…? あなたの言葉がすべてを決める■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■子どもに何かさせたいとき、親はよく「また○○してない。なんで○○しないの。○○しなきゃダメでしょ」などと言いますが、こういう否定的な言葉は子どものやる気を奪うだけです。もちろん、子どもも頭ではそれが正しいと分かります。でも、言葉の中にほんの少しでも自分を非難する要素が感じられると、心が閉ざされてしまい素直に聞く気になれなくなるのです。さらに、いつもこういう言い方をされていると親への不信感が育ってしまいます。「自分はあまり好かれていないのではないか?」と思うようになり、その不安ががんばる気力を奪ってしまいます。ですから、まずは否定的な言葉をやめることが大切です。そして、「○○するといいよ。○○するとうまくいくよ」などの肯定的な言葉や「○○が上手だね。○○をがんばっているね」などのほめる言葉をつかうようにしましょう。このように言われると、子どもは心が開いて素直に聞こうという気持ちになります。また、親の愛情を実感できるようになるので、何でもがんばる気力がわいてきます。でも、常に肯定的な言葉やほめる言葉をつかうのは現実的には難しいことです。それが無理なときは、せめて「さあ、○○しよう」とか「○○するよ。用意、ドン」などの単純な言葉で促すようにしましょう。そのとき、「あなたはいつも言われないとやらなくて…」などと、子どもを非難する余分なことを言わないようにしてください。言葉の力は絶大です。親が言葉を変えれば子どもも変わります。「この子はやる気がなくて…」と子どものせいにする前に、自分の口癖を振り返ってみてください。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 出典:「親力」で決まる子供の将来 http://www.oyaryoku.jp/ (本原稿の初出は共同通信の配信記事です)■メールマガジン: 「親力」で決まる子供の将来登録はこちらから>> http://archive.mag2.com/0000119482/index.html