EduKidsボードメンバー・土屋友紀さんの音楽あふれる子育てエッセイ第2弾。音楽教育って特別なもの、親に素養がないと難しいのでは?と思っている皆さん!どうやらそうではないみたいですよ♪********************************************* 【音楽の3要素と育児】「音楽」と文字から推測される場合、まず最初に五線があって、音符があって…と何だか難しくイメージされる人もあるのではないでしょうか?ト音記号?ドレミは・・・うぅぅ~苦手~・・・といった考えはSTOP‼今聞こえてくる様々な生活音、手を叩く音、時計の針の音・・・心臓の音etc…そのどれもが音楽になる要素を持っています。「音楽の3要素」というコトバがあります。多分中学校の音楽で習っているはずなのですが、ぜひこの機会に思い出してみましょう!音楽の3要素リズム(律動)、メロディー(旋律)、ハーモニー(和声)おぉ!と思われた方、そうではない方様々かもしれませんが音楽はこの3つの要素によって成り立っているといわれています。例えば、育児の時に音楽ってもしかしたらこのように捉えたら物凄く近い存在になるかなと思います。例)◆リズム・・・鼓動=(赤ちゃん/母の)心臓・脈拍の音。(生まれる前から共有していますね!)◆メロディー・・・母の声、赤ちゃんの声(音符で書ける音ではありませんが、感情を伴って声を発しますね)◆ハーモニー・・・複数の声が煩わしくなく重なるさま。 (と考えてみると良いでしょう。)人が本来持っている要素であるという事に気づかれると思います。何も特別なことではないのです。何か習い事を・・・と考える前に、ぜひ意識を持って声かけを工夫したり、規則的運動でボディータッチをしてみたり、強弱を工夫しながら声かけしてみたり、歌ってみたり、読み聞かせしてみたり、月齢に合わせて色々楽しんでみて下さい。ご両親の好きなジャンルの音楽を流して思い思いに体を動かさせるのも良いでしょう。最近ではわざわざ何か買ったり借りにゆかずしてYouTubeなどで様々な映像が見られるようになりました。色々な体験を乳児の時からさせてあげる事の出来る便利な時代になりましたね!ぜひ活用して下さい。将来的に楽器を習わせたいと考えているようでしたら、そんなコミュニケーションの中でこの3要素の何かに特化して興味を示したり、楽しんでいる様子が見受けられるかを注視してみてあげて下さい。経験上、我が子に限らず良くも悪くも大人の表情や声に子ども達は驚くほどよく反応します。(ドキッとします(笑)。)心から喜んだり笑ったり、表情豊かな表現力を身につけさせるには、見本となる私たち大人自身が子供だからと言って手を抜かず、心から曇りない声を掛けたり、笑ったりすることが大事なのかもしれませんね。楽器は後ほど触れますが、始めた方が良い時期を誤ると親子共々長く続かなかったりすることが多いので、少なくとも幼稚園に入る前までは、思い思いに音楽に触れるという行為を環境として与えてあげて欲しいなと思います。EduKidsボードメンバー:土屋友紀 プロフィール2児の母。年長よりピアノを始める。高校音楽科で作曲、大学で楽理を学び、大学院より声楽に転向し現在に至る。コーラスやミュージカル、ソロ歌唱指導や、ソプラノ歌手としての研鑽を積みながら活動中。2009年第24回全国童謡歌唱コンクール関東甲信越地区決勝大会最優秀賞受賞を機にTsucchy’s土屋ファミリーとして、家族で演奏活動を開始。昨年からは父含む親子4人で楽しく音楽を表現し、伝えてゆくことをモットーに活動している。これまでに横浜、福島、熊谷、東京、桑名、与論等、形態様々な演奏会に出演。メンバーは、母(ピアノ・ソプラノ、作編曲)、長女(小6、ヴァイオリン・うた)、次女(小5、うた・トーク等)、父(ギター)。2013年4月 レインボータウンFM 'シンクロプラス'「未来の演奏家たち」コーナーにゲスト出演。http://youtu.be/eib3XEmcUxo2013年7月31日神奈川新聞欄掲載。(「歌で強める地域の絆」 中区・土屋ファミリー)横浜市・中区地域福祉保健計画テーマソング「中なかいいネ!」ファミリー歌唱。CD一斉配布中。(参考:http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/policy/iine-plan/info.htm<Facebookページ>https://www.facebook.com/Tsucchys