小川先生の大好評連載、「国語の学習で絶対に欠かせないこと」シリーズ第3回。文章のタイプごとに攻略方法を伝授!今回は論説文です。****************************************「国語の学習で絶対に欠かせないこと」の第3回に入っていきましょう。第1回、第2回では、文章全体の読み方についてお話ししました。本日は、「論説文の読み方」について理解を深めていきます。ポイントは5つです。1.何の話をしているのか意識する2.「対象事実」と「筆者の主観」を区別する3.対比と上手く付き合う4.具体例の使われ方を理解する5.映像化を心がける論説文を苦手にしている人は、「読んでいるうちに、だんだん分からなくなっていく」と訴えることが多いですね。それは、この5つのポイントのうち、いくつかが上手くできていないために起こる問題です。言いかえれば、この5つのポイントをマスターすれば、論説文はぐっと読みやすくなります。ところで、「文章の最初から全く分からない」という場合、それは、読めない漢字が多用されている、とか、いきなり専門用語がたくさん使われていて、何のことか理解できない、といった、その文章を読むために最低限必要な、基礎知識が足りていない状態です。この場合は、「読み方」を意識するだけでは解決できません。やはり、知識そのものを増やしていく必要があります。文章を読むのが得意な子だからといって、小学生が高度な医学書を、いきなり理解できるわけはありませんよね。それと同じことです。ですから次回からは、基礎知識は足りているのだけれど、文章を読み進めていくうちに内容の理解がおぼつかなくなるという問題の解決にしぼってお話ししていきます。次回は、「何の話をしているか意識する」についてです。お楽しみに!・出典:http://ss1ogawa.exblog.jp/18566178/・EduKidsブレーンご紹介:http://edukids.rvlvr.co/wf/contents/16779602