パリ在住・9歳の男の子Meiのバレエ・ダンサーへの道のりを、フォトグラファーのパパが愛情のこもったポートフォリオに。子どものまなびを記録に残す、Edukids読者パパ・ママも真似したい素敵なフォト・エッセイです。新しい環境、新しい先生…大人にとっては新しいというだけで身構えしてしまうことも、子どもにはむしろ楽しいことなのかも。ドキドキを楽しめる子どもの感性にワクワク。photoⓒManabu Matsunaga今まで練習した事のない踊りを、初めて会った男の先生に一時間みっちり習うことに。20人くらいの女の子に囲まれてメイは一番小さくて男一人きり。この時は顔をあげて向こうを見てとか細かい指示も勉強になったよ。そして予選でみんなで同じようにおどるんだ。審査員が何人かいて振り分けられ、通過したら自分のバリエーションを本戦で踊れるんだ。練習中に逆周りに何度も回ってしまった。ジャックリーヌ先生は堪りかねて『メイは左利きだからと』男の振り付けの先生に言っていたよ。2回目のコンクールは勝手が違ってドキドキの連続だった。(続)Edukidsボードメンバー 松永学写真家。北海道根室市生まれ。父の影響で小学生から写真をはじめる。暗室デビューも同時期。高校卒業後上京。日本大学芸術学部写真学科卒。学生時代はアルバイトに明け暮れる。アングラアマチュア音楽バンドで、舞台演出写真スライドショー&キーボードを担当。欲しいレコードを買うために、マニアックなレコード店が多かった新宿駅界隈が庭となる。日本デザインセンター入社後、2年間で退社。フリーフォトグラファーになる。その後フランス・パリに移住。雑誌を中心にルポルタージュやポートレイトなどで幅広く活躍。昨年2009年12月より、『carnet de voyages』というタイトルで旅をテーマとしたweb写真集を発表している。iPhone+iPad+iPodTouch用アプリ(PhotoHorloge)でも展開中! パリ発『webマガジン chocolatmag』ではビジュアルを担当。コラム内"chocolat papa356J"で毎日更新の写真コラムもはじめる。叔父はジェイムス・ジョイスの翻訳で有名な、日本の英文学者・翻訳家である柳瀬尚紀氏。オフィシャルサイト http://www.manabu-matsunaga.com/carnet de voyages http://www.manabu-matsunaga.com/voyages/出典<<http://www.chocolatmag.com/